19.10.19 新しい生徒さん
しばらく更新していませんでしたが生活ぶりは可もなく不可もなく。
毎日何かにおびえながら何とか凌いできました。
来月には役員の方々と本採用に至るかどうかの面談があります。
先方は前向きな話をされるとは思いますが、自分は現段階で6割方消極的です。
結論は出していませんが、いずれにしても準備を始める必要がありそうです。
こんばんは、まさおです
先日も2つほどボランティアに行ってまいりました。
ひとつは、発達障害の子供たちの見守り。
もうひとつは、外国の方への日本語指導。
今日は、後者の方のお話をさせていただきます。
オリヴィエさんがフランスに帰って以降、日本語指導のボランティアはしばらくやめようと思っていました。
会社で色々とうまくいっていないことに加え、ボランティア活動自体に少し疲れを感じていたからです。
ボランティアとは言えど、人にものを教えるのはやはり気を使います。
文化も違うので、いい加減なことはできません。
それでも時間が経つにつれ、人とコミュニケーションを取りたくなったんですね。
会社では仕事以外の会話をしないもんで…
そういった経緯で今月初めに毎度お世話になっているNPO団体の代表に連絡を取り、ひとりの方を紹介していただきました。
中国人女性 会社員(ITエンジニア)…
大学生の時のことを思い出しました。
バイト先に中国人研修生がいてある日の 仕事終わりに「日本語を教えて欲しい」と頼まれました。
あの頃の自分は実家住まいで、その時は自分が使っていた小学校の社会の教科書を教材に教えていたかと思います。
もちろん今よりも増して社交性のない引きこもり気味の人間でしたので、家族は驚いていたのを今でも覚えています。
「まさおが外国人を家に招き入れ、日本語を指導している…」
しばらくしてバイト先の人員の配置替えがありその中国人の方とは会えなくなってしまい、その勉強会は自然消滅してしまいました。
はじめて親しくなった外国人。学生時代の数少ない良い思い出のひとつです。
話戻って今回の新しい生徒さんとはうまくコミュニケーションが取れたかと思います。
帰り際に「今日は楽しかったです」とお褒めの言葉をいただけました。
すごくうれしかったです。
あと一番印象的だったことは、彼女が日本に来るにあたって当初は親御さんから反対されたようです。
ただ、最終的には親として娘の意志を尊重すると言われて送り出されたそうです。
日本と中国、近い国でありながらその社会背景には色々と問題を抱えていることは事実です。
私自身も国に対するイメージはあります。
でもそのことで個人に対する差別はしません。
どんな国に住もうが立派な人間は立派、バカはバカです。
尊重するのは地位や名声や財産ではありません。
人間性です。
王さん
あなたの日本での滞在が少しでもより良いものになる様、お力添えいたします。
これからもよろしくお願いします。